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2015.08.26
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『サラリーマンの小遣いと飲み代の関係』株式会社フードナビ

アベノミクスの影響で、大企業ではボーナス額がアップしたなどと話題になっていますが、まだまだ「給料が上がらない」と言う人も多いようです。また、給料が増えたとしても物価も上がっているために相変わらず生活にゆとりが無い、という話もよく聞きます。

飲食店を経営する以上は売上を上げたいと思うのは当然のことですが、お客様の懐事情を無視するわけにはいきません。

そこで、今回は新生銀行がおこなった調査から、サラリーマンの小遣いや、飲み代に関するデータを紹介したいと思います。

まず、サラリーマンの平均小遣いは、2014年の最新データでは39,572円となっています。これは、2年ぶりの上昇だそうですが、それでも「過去4番目に低い数字」なのだそうです。

小遣い額の推移を見てみますと、もっとも平均小遣い額が多かったのは、やはりバブル絶頂期、1991年ごろの77,725円です。その後6万円台、5万円台と平均小遣い額は減少し、ここ4年ほどはずっと3万円台で推移しています。

ちなみに、女性の小遣い平均額は2014年のデータで36,712円となっています。

また、ランチにかける金額の平均は、男性で541円、女性で512円となっています。たとえば男性の場合、2013年では518円でしたので若干上がってはいますが、消費税が増税された影響もありますので、実質的にはほとんど変わっていないと言えるでしょう。

では次に、飲み代です。1回あたりの飲み代は2014年は3,483円(男性)となっており、これは、2013年と比較すると9円の増加ですので、こちらも消費増税の影響分だけ上がっただけで、実質的にはダウンしていると言ってもいいかもしれません。年代別に見てみますと、50代では3,810円ともっとも高く、一番低いのは20代の2,804円となっていました。

さらに、1か月あたりの飲み代で見てみると、男性の平均額は8,459円、女性は5,255円となっています。年代別では、40代男性の9,953円がもっとも高く、20代の6,793円がもっとも低くなっています。

このように、サラリーマンの方たちが飲み代にかけるのは、1か月あたりせいぜい1万円程度だということがわかります。あくまでも平均なので実際にはもっと飲み代をかける方もいらっしゃるわけですが、それでも、お客様がいくらでもお金を使える状態、というわけではないということですね。

ちなみに、過去の推移を見てみると、日経平均の動きと平均小遣いの額は相関関係にあり、小遣い額は、日経平均の動きの1~2年あとに同じような動きをしています。つまり、現在の日経平均の上昇を考えると、今後1~2年後には、サラリーマンの平均小遣いも急上昇する可能性がある、と考えることができます。

小遣いが上がった分がどれだけ飲み代に使われるかは分かりませんが、飲食業界全体での取り組みや工夫次第では、売上の上昇幅を増やすこともできるのではないでしょうか。

今回は、サラリーマンの小遣いと飲み代についてお話ししました。みなさんの参考になれば幸いです。

CEO 渡辺大河 Daiga Watanabe