社長ブログCEO
2017.02.27
代表ブログ

『飲食店経営における 出店決定に必要なステップ』株式会社フードナビ

飲食店を出店するには必要なものが幾つかありますが、今回は不動産から見る物件から出店検討の計算の仕方をご案内します。

店舗の出店場所を決めるときには不動産屋に行きますが、店舗情報として坪数、家賃、共益費が提示されています。この情報を使って飲食店の経営数字に置き換える作業が必要となります。売上額の基本的な公式は客単価に客席数、そして客回転を掛けることで1日の売上額が計算できます。まず客単価については全国で展開している居酒屋チェーンの相場を見ると低価格で小市民にも人気な店で平均2500円ぐらいと言われています。少し平均から割高と呼ばれる店舗は3500円、ハイクラスな居酒屋店だと4000円ぐらいが客単価です。
次に客席数です。正確な客席数を出すには正式な設計が分からないと把握できない為に坪数に1,3倍を掛けることで、ある程度の数字が分かります。
このようなデータを基に物件内容と照らし合わせて適正な家賃価格が分かります。
1日の売上が20万円なら、その金額に営業する日数を入れて家賃比率の10%をかけることで支払い可能な家賃の目安がわかります。この例から言えば営業日数が25日なら家賃の目安は共益費を入れて50万円以下で抑えることが理想になります。
このように不動産の物件情報からでも出店可能か不可能かも計算できることは大変素晴らしいことです。ただし、これは数字だけでの話なので、そこの立地での可能性や展開する業種や業態によっては1日の売上計算を大きく超えることもあります。そこは経営者の見極めも大変重要となります。
出店場所は大きく経営を左右させます。この先々、明るい未来が望める立地であることも必要な条件です。また不動産屋などに知り合いがいると心強いです。たまに出る有力物件などを提供してくれることもありますので仲良くしておくことも必要です。
今回は不動産屋での僅かな情報だけでも先を見込める経営計算の仕方を紹介しましたが、この計算ができることがとても重要となります。これから出店するといろんな事を先読みで計算していく作業が増えていきます。それをいい加減な気持ちで適当に計算すれば物事にズレが生じます。このズレが後に店の経営にも大きな影響を及ぼしますので、なるべく正確な数字を呼び込む力を最初の内から養うことが大切です。別に数学に数式に強くなる必要はないです。数字のセンスを磨くことを心がけましょう。
皆さんの参考になれば幸いです。
CEO 渡辺大河 Daiga Watanabe